パソコンの液晶ディスプレイに保護フィルムを貼る

ノートPCの液晶モニターが光沢のあるタイプだったのですが、画面保護フィルムを貼ることもなく、しばらくそのまま使っていました。

しかし、だんだん目が疲れるようになってきたので、光沢画面を非光沢にできる液晶保護フィルムを買って貼り付けました。

買ったのはサンワサプライの14型ワイド用の液晶保護フィルムです。

14型ワイド 非光沢 液晶保護フィルム

光沢と非光沢の違い

光沢(グレア)液晶ディスプレイは、発色が良くきれいに表示されるので写真や映画などを見るには適していますが、画面に映り込みがあり、使う場所によっては照明の光が映りこんだりするので目に負担がかかります。

これに対して、光沢の無いノングレア液晶ディスプレイは表示の美しさでは負けますが、映り込みがないので目への負担は軽く、長時間のPC作業に向いています。

いつも苦労する保護フィルム貼り

なぜこれまで貼ってこなかったのかといえば、過去に使ってきたPCで液晶保護フィルムを貼り付けた経験が何度かあり毎回神経を使い苦労していたからです。

貼るときにどうしても細かいホコリが入ってしまったり気泡が残ったりして、きれいに貼るのは難しいです。

貼り直しができるといっても、やり直せばやり直すほど埃が接着面についてしまいやすく、接着面に埃が貼りついたのを取り除こうとして更に埃がついたり目立つ跡が残ってしまうことが多いです。

画面に着いた埃は上手く取り除ける場合がありますが、フィルムについてしまった埃は難しいので諦めています。

スマートフォンだと購入した時点で最初から簡易な保護フィルムが貼っている製品もあるので、ノートPCも製造工場で経験豊富な人に貼ってもらったほうが良いのにと常々思っていました。

しかし、スマホに貼ってある保護フィルムは傷防止のためのもので光沢を無くすわけではないため、非光沢化したい場合にはどっちみち自分で保護フィルムを貼る必要が出てきます。

どうしても保護フィルムを貼る作業をしたくないなら、始めからノングレア液晶の製品を買えば良いのですが、それよりも値段や性能などの条件を優先したんです。

保護フィルムを貼る

作業場所と準備

保護フィルムを貼る作業場所は浴室にしました。風呂場は毎日のように床をお湯で洗い流し換気扇を回して空気を外に出しているため家の中で最も埃が少ない場所だからです。

作業に取りかかる前に、服装はできるだけ埃のつきにくいものを着て、手や腕をよく洗い、洗った後の手はいつものタオルではなくキッチンペーパーで拭きました。

貼り付け作業

保護フィルムはディスプレイのパネル面の幅より少し短かったので、左右で同じくらいの空きができるよう貼り付け始める位置に注意して左上の隅から少しづつ貼っていきました。

いつものパターンですが一発では上手く貼れず、全体の3分の1くらい貼っていったところでフィルムが横方向にまっすぐでなく縦に少しズレていてこのまま進めば失敗すると思い一旦剥がしました。これはよくあるパターンです。

過去の経験では一度貼ってから剥がすと接着面に埃がついてしまっていたのですが、今回は意外にも目立った埃は着かず、やり直して貼り終えた後に残った気泡を付属のヘラで押し出したら気泡もほとんど残らずにきれいに仕上がりました。
できるだけ埃のない環境にして作業したのが良かったのかもしれません。

大きな埃が貼り付いていると気泡が押し出せず残りやすいため、大きい埃がつかないようにできるかがポイントでしょう。

きれいに貼れるとけっこう嬉しいものですが、毎回上手く貼れるほどまだ熟練しているわけでもないので、今回はたまたま上手くいっただけで次回は失敗するかもしれません。

過去の経験から、フィルムを貼ったときに少しくらい埃がついていたり気泡が残っていても、PCの電源を入れて画面表示させているときは目立たないので落ち込む必要はないです。あまり神経質にならなず、ある程度の出来で割り切ることも大事だと思ます。

保護フィルムを貼った後の変化

非光沢の画面にしたら以前より目が疲れにくくなりました。

映り込みが気にならないのはもちろん、保護フィルムを貼る前はPC作業をするとけっこう早いうちから目が重い感じになりましたが貼った後はそうならなくなりました。
やはり長時間パソコン作業するなら非光沢の画面が適していると実感しました。

PCで動画や写真を見ることはありますが画質にはこだわらないので、目への負担が小さい方を選んで良かったと思います。