スマートフォンの画面が眩しいときの対策
- 2018.07.19
- Androidアプリ
- ブルーライト
スマートフォンの画面を長時間見ていて目が疲れているときや、暗い場所で使っているときに、画面が眩しいと感じることがあります。
目への負担を減らすために日頃からディスプレイの明るさを調節して明るすぎないようにしておくようにしています。
今回はスマホの画面の明るさを変える方法を紹介します。
Androidの設定で明るさ調節
Androidの設定の「ディスプレイ」のところで明るさレベルを調節でき、その下の「明るさの自動調節」をオンにしておけば、使っている場所の明るさに応じて自動でディスプレイの明るさレベルと変えてくれます。
ただ、自動調節された明るさでも眩しいと感じることが多いため普段は使っておらず、手動で明るさを低めに設定しておき、暗すぎると感じたときに少し明るレベルを上げるようにしています。
背景を白から黒に変える
暗い場所で画面を見ようとするときは、白い背景色が照明のようになり、明るさを抑えてもなお眩しいと感じることがあります。
そんなときには画面の色反転をすると背景を黒、文字色を白に変更することができます。
Androidの設定の下の方にある「ユーザー補助」を開き、その下の方に「色反転」があるので、これをオンにすればディスプレイの色が全て反転表示されます。
ほとんどが黒背景の白文字になりますが、フォントの色によっては別の色に変わります。
また、ディスプレイの明るさレベルが高いと背景が黒になっても文字の白色が眩しいと感じる場合があるので、暗い場所で使うときはディスプレイも暗めにするのが良いでしょう。
アプリで明るさを変える
アプリを使って画面の明るさや色合いを変更することもできます。
明るさ変更はAndroidの標準機能でできるので、ここではディスプレイのブルーライトを軽減するアプリを紹介します。
液晶ディスプレイのブルーライトは眼精疲労や体内時計の乱れの原因になると言われており、ブルーライト対策用のメガネや液晶保護フィルムが発売されています。
しかし、長時間PC作業をする場合ならともかく、スマホを使うときにだけブルーライトカットメガネをかけるというのは面倒ですし、画面保護フィルムを貼る方法だと、画面の色合いが変わってしまうので写真や絵をオリジナルのカラーで見れなくなるデメリットがあります。
そこで便利なのがブルーライト対策アプリです。
無料のアプリでブルーライトをカットできるのでお金がかかりませんし、オンととオフを切り替えられるから、文章を読むときはオンにして写真や絵を見るときにはオフにするといった使い分けができます。
フィルター色には黒や茶色もあるため、ブルーライトをカットするだけでなく画面全体を暗めにして眩しさを減らすことができるのもメリットです。
以下におすすめのブルーライト対策アプリを紹介します。
ブルーライト軽減フィルター
フィルターの強度は0~95%の間で調節でき、カラーは7色から選べます。
フィルターカラーがグリーンで50%にした画面が下記です。
ブルーライトの強度をスライドバーではなく%の右横の上下ボタンを押して変更する場合の1目盛りを変更することもできます。
メニュー右隅の歯車アイコンをタップして設定画面を開くと、そこでブルーライトカット率を6段階から選択できます。デフォルトでは+10/-10となっています。
このアプリの基本機能は無料で使えますが、有料ライセンスを購入すると広告が非表示になるほか、1日の時間帯によってフィルターの強度を変えてくれるタイマー機能が使えるようになります。自分で設定するのは面倒だったり、設定するのを忘れてしまうことを防ぎたい場合には便利だと思います。
フィルターをかけたままスクリーンショットを撮る
スマホのステータスバーにアイコンを表示させておくこともでき、下にスライドすると表示させる通知パネルの右隅には歯車アイコンがあり、これをタップすることでブルーライト軽減フィルターを開けます。
また、歯車アイコンの左隣にはスクリーンショットのアイコンがあり、「スクリーンショットアルバム」という別のアプリをインストールしておくと、このアイコンをタップするだけでスクリーンショットが撮れます。なんでこのアプリが連携されているのかというと、これを使えばブルーライトフィルターが写り込まずにスクリーンショットが撮れるからです。
フィルターをかけた状態の画面しか撮れないスクリーンショットアプリを使う場合、ディスプレイに表示されている内容のオリジナルの色合いで撮りたい場合は、毎回ブルーライトフィルターをオフにする必要が出てきます。この操作が面倒くさいと感じるなら利用価値があるのではないでしょうか。
ブルーライトフィルターを常時使っており、スクリーンショットも頻繁に撮るような人はチェックしてみると良いかもしれません。