久しぶりにあきたこまちを食べて感じたこと

あきたこまちといえば、コシヒカリと並んで馴染み深いお米です。

地域によって違うかもしれませんがスーパーなどで置いてあることが多く、コシヒカリより値段が安いせいか、これまでに食べたことが多い品種です。特に昔はよく食べていました。

ここ数年は様々な品種のお米を食べるようになったため、しばらくあきたこまちから離れていたのですが、この前、久しぶりに買って食べました。

吸水性が低い

あきたこまちをいつも通りの方法で炊いたところ、何か炊き具合が不十分な感じがしたのが気になりました。

インターネットで調べて知ったのですが、あきたこまちは吸水性が低いのが特徴なのだそうです。だから吸水時間を長めにしたり、いつもより水の量を少し多めにしたりして炊くと良いらしいです。

これを受けて、いつもより吸水時間を長めにとったり炊飯時間を長めにしてみたら、前回より上手く炊けました。

吸水時間や洗い方(研ぎ方)、水の量、炊飯時間、蒸らし時間など色々な要素によってご飯の仕上がりが微妙に変わってくるので奥が深いです。

粘り気が強い

コシヒカリは粘り気が強い食感のお米だと言われており、コシヒカリを親に持つあきたこまちも粘り気がある品種とされています。

吸水性が低いということを知った時に、あきたこまちの粘り気はコシヒカリ以上という情報も見かけました。

あきたこまちを買う前はコシヒカリを買っていたのですが、あきたこまちに変えてからご飯を食べたときに、やけにモチモチしていて粘り気が強いなと感じたので、粘り気がコシヒカリよりも強いというのは納得できました。

ただ、逆にこしひかりより粘り気は弱くあっさりしているという情報も見かけたので、どちらが正しいのかよくわかりません。

いずれにしてもモチモチ食感型の米なのは確かでしょう。

米の食感については、どちらかといえばあっさりしたもの方が好みですが、もちもちした食感のご飯も嫌いではありません。それぞれに良さはあり、料理や気分によって使い分けるのが理想的です。

様々な品種

毎回同じ品種ばかりを継続して買って食べるよりも、色々な品種に切り替えて食べてみるとそれぞれの米の特長や他の品種との違いを実感しやすいです。

コシヒカリやあきたこまち以外にも日本には多くの品種の米があり、同じ白いご飯でも品種や炊き方によって多様な味わいが生まれます。

いつも当たり前のように食べているご飯も米や炊き方にこだわってみることでこれまでとは違った発見があるように思います。