米の銘柄(品種)の食感の特徴を表す表現として、「もっちり」や「もちもち」、その反対の「あっさり」や「さっぱり」というのがあります。
コシヒカリやひとめぼれ等がもっちり食感の米らしいです。もっちりというと、もち米をイメージするかもしれませんが、さすがにそこまでモチモチではなく、うるち米の中では粘り気が強いゆえの控えめなモチモチ感だと思います。
反対に、ササニシキやななつぼし等があっさり食感の米に分類されています。粘り気が少ないためにモチモチ感が弱くさっぱりとした感じを与えるようです。
コシヒカリをはじめとしたモチモチ食感の米が好きな人が多いようですが、個人的にはあっさり食感の方が好みです。
コシヒカリ等のもっちり系の米も美味しいとは思いますが、これまでに様々な銘柄の米を食べてきた中で、どちらかが好きかと聞かれれば、あっさり系の米という答えになります。
しかし、好みはあっても毎回毎回どちらか一方ばかりだと飽きるので、気分に応じて両方をバランス良く選んで買っています。
あっさりした米のお気に入り3銘柄
ここからは、これまで食べてきた中で特に良かったと思うお米の3銘柄を紹介します。
まっしぐら
青森県の銘柄米です。
ネット通販で初めて米を通販で買ったときの銘柄がこれでした。
これを選んだ理由は、値段が安かったのと普段米を買っていたスーパーでは見たことのない初めて見る銘柄だったからです。あと名前が良いですね。「まっしぐら」なんて言葉は普段使わないせいか逆に新鮮味があります。
最近ではスーパーでも売られているのをたまに見かけます。
はっきりとした強い個性があるわけではないものの、普通に美味しく、様々な料理に合うバランスの取れた米という印象を持ちました。
はつしも
岐阜県の銘柄米です。
岐阜県の米栽培の作付け面積はハツシモが最も多いのに他県ではほとんど栽培されていません。
そういった希少性から興味が湧いて何年か前に初めて通販で買って食べてみたら、美味しいだけでなく今まで食べていた米とは明らかに違うとわかるほど個性的で、お気に入り銘柄の一つとなりました。その後も何度か買っています。
粒が大きく、弾力があり、あっさりした食感で冷めても美味しいという特徴があります。
寿司米として用いられているのも何となくわかる気がしました。
てんたかく
富山県の銘柄米です。
これを初めて食べてみたときに強く印象に残ったのは粒感の強さ。
粒がしっかりしているとも言えますが、とにかく炊きあがりの見た目はもちろん、食べたときの口当たりという点でも米粒の存在感がありました。
粘り気が弱く、あっさりしているのも好みに合ってます。
いつもの浸水時間通りにして炊いたら、やや硬すぎた感じだったので次のときは浸水時間を長くしたらふっくらと炊きあがりました。
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