スマートフォンは消耗品

昔の家電製品と同じようにスマートフォンもできるなら同じものを何年も愛用したいと考える人もいるのではないでしょうか。

しかし、スマートフォンは製品の性質上、長く使い続けるのはなかなか難しいものです。
スマホは毎日のように使い、家だけでなく外にも持ち出して使ううえにバッテリー駆動なので充電の頻度が多いです。
それに画面を何度も押すのでディスプレイに負担がかかります。
充電をするためにUSB端子にコネクタを抜き差しする頻度も多いため使い続けるうちに端子が傷んできます。

自分がいくら長く使い続けたいと願っていても、劣化して使えなくなれば買い替えざるをえないです。

スマホのハード面の劣化

バッテリーの劣化

スマホのバッテリー(リチウムイオン電池)は充電と放電を繰り返していくうちに劣化し、やがて充電できなくなってきます。

これまでに使ってきたスマホの場合、使い始めてから1年半くらい経った頃にバッテリー残量がまだ20%ほど残っている状態で急に電源が落ちるようになり、その後日が経つにつれて残量50%で同じことがおき、それが70%、90%で起こるというようにどんどん悪化していきました。
最終的には100%充電した状態でも少し使っただけで電源がオフになり、使い物にならなくなりました。

モバイルバッテリーや電源コンセントにUSBケーブルでつなげて常に電気を供給する状態なら電源が落ちずに使えますが不便です。

バッテリーが劣化してくると、上の症状と同時に電池パックが膨らんできます。
電源がよく落ちるようになってからのある日、スマホの背面カバーがしっかりはまっていないことに気づて押し込んでも隙間が解消しないので一旦カバーを外してみたら、バッテリーが膨らんでいてカバーを押し上げていたことがわかりました。これではカバーがピッタリはまらないのも当然です。

バッテリー交換ができるスマホならこの問題は解決できそうですが、それ以外の部分も劣化の問題があるから厄介です。

USB端子が接触不良になりコネクタを差しても認識しない

以前使っていたスマホはバッテリー交換ができるタイプだったので、劣化してきたら交換用バッテリーを通販で買って付け替えることで使い続けられたのですが、その後しばらくしたら端末のmicroUSB端子にUSBケーブルのコネクタを差し込んでも認識しなくなりました。

こうなると、充電ができないだけでなくPCとUSBで接続してデータ転送することもできません。

コネクタを押し込んでみたり、片側に少し倒した状態にすると認識して画面右上の電池アイコンが充電状態になるときもあったのですが、充電中にずっと手で支えているわけにもいかないので現実的に無理でした。

その端末に付属していたUSBケーブルではなく、自宅にあった別のUSBケーブルを試してみたら接続を認識してくれましたが、しばらくするとそのケーブルでも認識しなくなりました。

やはり何度も抜き差しすることで端子は劣化し接触不要になるようです。

最近の新しいスマホだと、USB端子を介さずに充電台に置くだけでワイヤレスで充電できる機種もあるようです。こうしたスマホならUSB端子を使う頻度が減り劣化するのも遅くできるでしょう。データ転送もBluetoothを使って無線で行えばさらにUSB端子の使用頻度を減らせます。

タッチパネルの特定の部分で反応しなくなる

USB端子が接触不良になったスマホは、タッチパネルの特定の部分が反応しなくなるという症状も出ていました。

画面の特定のエリアだけはいくらタップしても反応しないため、ソフトウェアキーボードで特定の文字や数字が押せなくなったり、アプリを使っているときに画面に表示されるメッセージで「はい」や「OK」のボタン部分が反応しないエリアのために選択できず先に進めないという事態になりました。

タッチパネル操作ができないとどうしようもありません。

USB端子が接触不良の問題だけでなくタッチパネルにも不調がでてくるようではさすがに買い替え時だと判断しました。

寿命の長いスマホが欲しい

スマートフォンという機器は、これ一台だけで様々なことができるために使用頻度が高く、それが劣化を早めたり故障するリスクを高める要因にもなっているのでしょう。

OSをアップデートできる機種やバッテリー交換ができる機種ならある程度長く使えますが、ハード面で劣化は避けられないため限界があります。

USB端子の劣化の問題はワイヤレス充電である程度は抑えられるように、今後技術が進歩してバッテリーの充電可能回数が今より大幅に増えたり、タッチパネルの耐久性が向上すれば、使用頻度が高くても長く使い続けられるようになるのかもしれません。